12月 30, 2017

ありがとうございました

今年も残り僅かですが、振り返れば2017年はたくさんの方との出逢いがあり、そして多くの方に支えられた一年でした。来年も新たなことに挑戦しつつ、目の前の事にもしっかりと向き合いながら進んでいきたいと思います。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。

Discover Japan DESIGN うつわ作家名鑑

11月28日に発売された
「Discover Japan DESIGN うつわ作家名鑑」の中の「目利き店主の視点から、いま注目すべき作家が見えてくる」という企画でAnalogue Lifeを取材していただきました。
Analogue Lifeの事や作家、作品について色々書いていただきましたので、書店に行かれる際には、ぜひ、お手に取ってご覧ください。

11月 27, 2017

大江憲一展 Norikazu Oe Exhibition

12月9日(土)〜17日(日)
 展示準備 7. 8日休み/展示期間中12日(火)休み
初日作家在廊  


昨年、土岐市へ工房を移転された大江憲一さん。

新たな場所での生活も慣れはじめ、より一層意欲的に作品づくりに取り組まれています。
今展では、この時期に相応しい鍋や土瓶、耐熱陶器など温もりを感じられるアイテムを制作していただきました。
家族の団欒や親しい友人をもてなす際に活躍するものなども多数展示いたしますので、ぜひ、この機会にご覧ください。

みなさまのお越しをお待ちしております。
 


「今回の展示は定番の作品に加え新しいお皿の型を何型かつくりました。クリスマスに鳥を丸ごと一羽焼けるオーブン用の大きな耐熱器や千葉工作所とのコラボ作品、コーヒードリップスタンドセットも展示します」大江憲一
 


It takes about one hour and 40 minutes from Tokyo to Nagoya by Shinkansen. From Kyoto about 30 minutes.



11月 15, 2017

お知らせ

寒くなってきたこの季節に役立つgangaの掛け布やケープベスト、腰巻が実店舗に入荷しました。また、少量ですがガラス作家の波多野裕子さんのパート・ド・ヴェールという技法を用いて制作された作品と手漉き和紙職人ハタノワタルさんのお膳をオンラインショップに準備が整い次第(出来る限り今日中に。。。)アップします。

10月 25, 2017

「霜降の舞」

10月21日(土)、岩本忠美、吉田直嗣、谷匡子による漆、陶器、花で奏でる三人の秋の夜のしらべ「霜降の舞」 が終了しました。

暗闇の中でKikuchi Takuro さんの音楽と蝋燭の灯りでスタートした谷さんのパフォーマンス。岩本さんと吉田さんがご自身の作品を中央テーブルへ運び置いていく器に迷いなく花や枝を活けていく谷さん。
 .
 限られた光の中で花を活けるという行為は、見るものの感覚を刺激し、運ばれてくる花や枝の揺れる音、草花を切る鋏の音さえも普段よりクリアに聞こえた気がしました。 .

花を活けながら、間合いを取り、自分の歩んでこられた道や花を通して伝えたい事、今感じている事を話される谷さんに、その場にいた方それぞれが自分の中にしまい込んでいるものと重ね合わせ、深く感動しているのを感じました。

 外はあいにくの雨でしたが、雨の音さえも心地よく聞こえる空気感を作ってくれた谷さんやスタッフの方、岩本さん、吉田さん、お越しいただいた皆様、素敵な時間をありがとうございました。 

10月 11, 2017

挿花家 谷匡子「そのままの美 その人なりの花」

10月21日からスタートする岩本忠美×吉田直嗣の2人展に合わせて挿花家 谷匡子さんに花活けパフォーマンスを(21日(土))、22日(日)は「そのままの美、その人なりの花」というタイトルで、その方のためだけに谷匡子さんが花を束ねて下さいます。

「谷さんが今回束ねる花は、市場で買い付けた花ではなく、岩手でご自身が借りられている山に自生しているものや、谷さんご本人が愛情をいっぱい注いで育てた草花が花材として使われます。 この世に生を受けた草花に敬意を払い、谷さんの感性で選んだ花たちが絶妙なバランスで花束に仕上げられていく様は見るものを惹きつけます。 
「花束」と言葉で言ってしまうと、ただ花を束ねるという単純な作業のように思えますが、自然を愛する谷さんが、花の命がこの世に宿り朽ちていくまでの一連の様子を間近で見ているからこそ、谷さんの花束には「綺麗」や「美しい」だけではない、何か大切なものが心に残るのだと思います。
 谷さんの花を見て感じる事は人それぞれ異なりますが、束ねられた花と自分とを重ねながらおひとりお一人が何かを感じていただけましたら幸いです。
                                                                                                                            Analogue Life 店主
<おしらせ>
 21日(土)18:00-18:40 
岩本忠美、吉田直嗣、挿花家 谷匡子による漆、陶器、花で奏でる三人の秋の夜のしらべ「霜降の舞」 音:Takuro  Kikuchi 〈参加費:無料 人数制限などはございません〉 

22日(日)「そのままの美、その人なりの花」ご予約の受付は終了致しました。
10:00 ご予約済 / 10:30 ご予約済 / 11:00 ご予約済 / 11:30 ご予約済
14:00 ご予約済 / 14:30 ご予約済 / 15:00 ご予約済
15:30 ご予約済 / 16:00 ご予約済 / 16:30  ご予約済
谷匡子さんと1対1でお話ししながら、自然からの恩恵を受けた秋の草木が放つ美しさをその方のためだけに束ねます。
〈予約制10名様 8,000円(税抜き)〉 ※お電話〈090-9948-7163〉でご予約を承ります。 

*谷匡子 Masako Tani 挿花家。「doux.ce(ドゥセ)」主宰。東京と岩手にアトリエをもち、花を活けることを通して日本人がもつ自然観と美意識を伝えている。著書に「四季をいつくしむ花の活け方」「花活けの手びき」(誠文堂新光社)がある。 

10月 06, 2017

10月の展示のお知らせ

Tadami Iwamoto × Naotsugu Yoshida 岩本忠美×吉田直嗣 二人展 
2017 10.21sat > 29sun[作家在廊:21(土)/CLOSE:24(火)] 
Close〈展示期間中〉24(火)のみ *19(木)・20(金)
は展示準備のためお休みします。

 木工旋盤を使用せず、一つひとつ木を刳りぬいて成形する岩本忠美さんは、 木地づくりから塗りまでの工程を全てお一人で手がけています。
 岩本さんが生み出す作品は、普段使いのうつわにこだわりを持つ方々にすっと馴染む 優しさのあるフォルムやマットな仕上げが特徴です。 
漆器は敷居が高く扱いにくいという印象をお持ちの方も多いと思いますが、 岩本さんの作品からは全く異なる印象を受けることでしょう。 
ぜひ手にとって直に感じてください。 

*岩本忠美 Tadami Iwamoto 
1959年 三重県津市生まれ 
1988年  8年半のサラリーマンを経験後、長野県松本技術専門校を終了
1992年 津市にて独立 以降、各地で展示開催 

Analogue Lifeでは3度目となる吉田直嗣さんは、 黒と白を中心とした普段使いのうつわから、花器やオブジェにいたるまで、 さまざまな作品を制作されています。
 緊張感のあるフォルムや質感、佇まいを追求し、 常に進化をし続ける吉田さんの作品から目を離すことができません。
 今回の展示では食卓まわりのうつわを中心に、 新しく取り組まれているものや花器などをご紹介します。 

*吉田直嗣 Naotsugu Yoshida 
1976年生まれ 東京造形大学卒業後、陶芸家黒田泰蔵氏に師事 
2003年 富士山のふもとに築窯 以降、国内外で展示開催 

<おしらせ>
 21日(土)18:00-18:40 
岩本忠美、吉田直嗣、挿花家 谷匡子による漆、陶器、花で奏でる三人の秋の夜のしらべ「霜降の舞」 音:Takuro  Kikuchi 〈参加費:無料 人数制限などはございません〉 

22日(日)10:00/10:30/11:00/11:30/14:00/14:30/15:00/15:30/16:00/16:30 
「そのままの美、その人なりの花」

谷匡子さんと1対1でお話ししながら、自然からの恩恵を受けた秋の草木が放つ美しさをその方のためだけに束ねます。〈予約制10名様 8,000円(税抜き)〉 ※11日(水)18:00よりお電話〈090-9948-7163〉でご予約を承ります。 

*谷匡子 Masako Tani 挿花家。「doux.ce(ドゥセ)」主宰。東京と岩手にアトリエをもち、花を活けることを通して日本人がもつ自然観と美意識を伝えている。著書に「四季をいつくしむ花の活け方」「花活けの手びき」(誠文堂新光社)がある。 

8月 17, 2017

DM出来上がりました

コーヒーのある風景~それぞれの暮らしの中で~
 2017 9.2sat > 10sun[CLOSE:5(火)] 

目覚めの一杯に一日の活力を見い出したり、 仕事中の一息に束の間の癒しを感じたり、 一人で静かに読書をする時には深い安らぎに満たされる… 毎日の暮らしのなかで、コーヒーを欠かせない方なら誰でも その一杯とともにあるひとときを、大切にしたいと思っているのではないでしょうか。 今回は、そんなコーヒーのある心地よい風景に相応しい道具、 うつわや照明、家具、布もの、そして焼き菓子やジャムなどの品々を展示販売いたします。 さらに奈良のデルベアさんからは、スペシャルブレンドのコーヒー豆やバウムクーヘンのほか、 ハンドドリップで淹れたコーヒーもお召し上がりいただけます。 また作曲家・ピアニストTakuro Kikuchiさん制作のCDには、 コーヒーを飲む時にぴったりの音楽として依頼し、作曲していただいたものもあります。 総勢25名の方々に参加していただく今回の展示は、これまでとは異なる賑やかな雰囲気も、 楽しみのひとつとなることでしょう。
コーヒーから生まれるそれぞれの風景に、そっと寄り添う品々を、ぜひ探してみてください。

参加予定作家:(コーヒー/バウムクーヘン)デルベア・(ジャム)mitsukoji・(焼菓子)添い / 佐藤里奈 (金工)大桃沙織・千sen・千葉工作所・水野正美(鉄)大山求・(ガラス)西山芳浩(陶)石原 祥充・大村剛・大江憲一・大森健司・岡田直人・大澤哲哉・小林耶摩人・戸田文浩・八田亨・馬渡新平(木)丸山木工所・(漆)ふじい製作所・(紙)ハタノワタル・(布)キクチジュンコ・若松由香(音楽)Takuro Kikuchi
(Coffee/Baumkuchen)DERBAR・(Jam)mitsukoji・(Baked Sweets)添い / Rina Sato (Metal)Saori Omomo・sen・Chiba Kousakusho・Masami Mizuno(Iron)Motomu Oyama・(Glass)Yoshihiro Nishiyama(Ceramics)Yoshimitsu Ishihara・Takeshi Omura・Norikazu Oe・Kenji Omori・Naoto Okada・Tetsuya Ozawa・Yamato Kobayashi・Fumihiro Toda・Toru Hatta・Shinpei Mawatari(Wood)Maruyama Mokkosho・(Urushi)Fujii Seisakusho・(Paper)Wataru Hatano・(Cloth)Junko Kikuchi・Yuka Wakamatsu・(Music)Takuro Kikuchi
 *一般のお客様向けの企画展です。転売目的での購入は固くお断りします。)


8月 07, 2017

コーヒーのある風景 〜それぞれの暮らしの中で〜

9月2日(土) 〜 10日(日)
参加予定作家:(コーヒー/バウムクーヘン)デルベア・(ジャム)mitsukoji・(焼菓子)添い / 佐藤里奈 (金工)大桃沙織・千sen・千葉工作所・水野正美(鉄)大山求・(ガラス)西山芳浩(陶)石原 祥充・大村剛・大江憲一・大森健司・岡田直人・大澤哲哉・小林耶摩人・戸田文浩・八田亨・馬渡新平(木)丸山木工所・(漆)ふじい製作所・(紙)ハタノワタル・(布)キクチジュンコ・若松由香(音楽)Takuro Kikuchi
(Coffee/Baumkuchen)DERBAR・(Jam)mitsukoji・(Baked Sweets)添い / Rina Sato (Metal)Saori Omomo・sen・Chiba Kousakusho・Masami Mizuno(Iron)Motomu Oyama・(Glass)Yoshihiro Nishiyama(Ceramics)Yoshimitsu Ishihara・Takeshi Omura・Norikazu Oe・Kenji Omori・Naoto Okada・Tetsuya Ozawa・Yamato Kobayashi・Fumihiro Toda・Toru Hatta・Shinpei Mawatari(Wood)Maruyama Mokkosho・(Urushi)Fujii Seisakusho・(Paper)Wataru Hatano・(Cloth)Junko Kikuchi・Yuka Wakamatsu・(Music)Takuro Kikuchi


詳細はDMが出来上がった時となりますが、少しだけお伝えしますと、2日(土)、3日(土)はデルベアさんによるハンドドリップのコーヒーとデルベアブレンドのコーヒー豆、バウムクーヘンを販売。
また、参加していただく方には、コーヒーのある風景をイメージして道具やうつわ、照明、家具、鞄やエプロンなどを制作していただき、また、コーヒーに合う焼き菓子やジャムの販売、コーヒーを飲みながら聴きたい音楽を提案。
Analogue Lifeではいつも制作していただいている方、初めての方も含め総勢25名の参加となります。普段の個展と異なり、賑やかな楽しい展示になればと思っています。

 *一般のお客様向けの企画展です。転売目的での購入は固くお断りします。)

8月のお休みのお知らせ

8月12日(土)〜 9月1日(金)は夏休みのため実店舗のみお休みとなります
(オンラインショップは通常営業です)
お休みが明けてすぐに企画展となりますので、ぜひ、皆様のスケジュールにAnalogue Lifeのイベントを入れてくださいね!

7月 10, 2017

7月の展示のご案内

Matthias Kaiser ・Kazuto Yoshikawa Exhibition
マティアス・カイザー・吉川和人 2人展 
2017. July 15th(sat)〜23rd (sun) 
15th (sat) 作家在廊 
18th(Tue)Close /14th(Fri)Colse 

It takes about one hour and 40 minutes from Tokyo to Nagoya by Shinkansen. From Kyoto about 30 minutes. 

若い頃、日本で陶芸を学んだマティアスは、10年以上経った今でも日本語が堪能で、日本の文化ややきものから多くのものを得ています。また、もともと絵描き志望だったという吉川さんは、海外の画家やデザイナー、家具職人などから影響を受けており、お二人とも生まれ育った国ではない場所から得たものが、それぞれの作品づくりに活かされています。 今回の展示では、そんな背景を感じとりながら作品を愉しんでいただけたらと思います。二人が個々に紡ぎ出す物語がAnalogue Lifeの空間をどのように彩ってくれるのかも見どころのひとつです。 
展示品は食卓まわりで活躍する実用的なものから、部屋に飾る花器やオブジェやガラスケースほか、コラボレーション作品など、さまざまな作品が並ぶ予定です。

teteriaの大西さんが展示のイメージに合わせてセレクトしてくたお茶も販売いたします。
*ファーストフラッシュネパール 
大西さんの一番のお勧めの紅茶。
緑の外観を残した茶葉で、湯を注ぐと、茶畑で太陽のひかりの中で風に揺られていた頃の形に戻ります。 後味のすっきり感と余韻が素晴らしいです。
* カモマイルミルク 
ハーブのカモミールとアッサムティーのミックスです。ぜひミルクティーでおたのしみください。 
* ハイビスカスラベンダー 
ハイビスカスとラベンダーの赤いハーブティー。ハイビスカスのルビー色と酸味ですっきりします。はちみつを少し加えて夏の味わいです。

6月 18, 2017

私が大切にしていること

お店にいると、お客様から店に並んでいるものはどういう基準で選んでいるか?というような質問をされる事がある。普段モノを選ぶ時、自分の感性に訴えてくるものを手に取るので言葉で説明するのは難しいのですが、改めて考えてみると、私が惹かれるものはどれも共通しています。余分なモノが削ぎ落とされたシンプルなもの、素材が活かされているモノ、主張が強すぎないもの。
モノだけではなく、全てのモノ、コトを削ぎ落としていくと、その先に見えるのはありのままの姿です。モノの場合、その姿に付け加えたり、削ぎ落としたりする作業を繰り返しながら丁度良い塩梅の形が生まれる訳ですが、そのバランスが非常に難しい。しかし、その些細な違いに気付くのが自分の強みでもあると感じます。

元々小さい頃から感受性が強く、世の中の良い事、悲しい出来事も自分の事のように感じてしまう子供でしたから、あまり不思議な事ではありません。
もちろん、それ以外にも沢山の買い物をして失敗したり、身分不相応なコトをした経験、その遠回りとも思える数々の失敗が今の私を作ってくれていると思います。

削ぎ落とす行為というのは、ごまかしが効かないため自分の未熟さが露呈する場合もあり、時に恥ずかしかったり、心が苦しくなったり、見えない方が傷つかず楽な時もありますが、それでも削ぎ落とした先に見えるものを常に追っていきたいと私は常に思っています。お店に置いているものは作家さんが作った作品であったり、職人さんが製作した日用品であったりしますが、それをモノとして単体で考えているのではなく、Analogue Lifeがある建物、庭、置くもの全てが一体となって作り上げる佇まいを大切にしています。Analogue Lifeがある日本家屋は、細かい部分こだわって造られているからこそ、それらを活かしてモノを置いていく作業は非常に難しく、ホワイトキューブに置くよりも、ディテールにこだわった建物の中で調和させながらスッキリと展示するのは非常に神経を使います。
そのため、気持ちのいい空間とか居心地がいい、なんて言葉を聞くと、誰かの心を少しでも動かすことができた喜びで一杯になります。90年以上前に建てられたこの家を、今の世代の方が見て感動する。そんな橋渡しができる場所に身を置かせていただいているこの環境に感謝です!

5月 31, 2017

kanehen ×Takara Kinoshita exhibition

We will be holding a joint exhibition from June 10th to the18th featuring the work of metalware artist Kanehen and glass artist Takara Kinoshita. The shop will be open daily from 12pm to 7 during the exhibition. 
( closed June13th).
It takes about one hour and 40 minutes from Tokyo to Nagoya by Shinkansen. From Kyoto about 30 minutes.


展示期間 6月10日(土)〜18日(日) 
12:00~19:00(展示中のお休み 13日(火))10日(土)作家在廊
金属の板を金槌で叩き成形する 「鍛金」という技法を用いて制作しているkanehenさん。
吹きガラスの中でも「宙吹き」という技法で作品づくりを行う木下宝さん。
お二人とも女性の作り手ですが、 余分なものを削ぎ落とした潔くシンプルなフォルムが特徴的です。 その作品は、繊細さのなかに 時折覗かせる穏やかな表情を併せ持っており、 心が和む優しさがあります。
 kanehenさんは定番のものを中心に新作のキッチン用品やモビールなど。 Analogue Lifeでは初めての展示となる木下さんは フードカバーや吊り下げ花器をはじめ、 今回の二人展に向けて想いを込めた作品を展示する予定です。 また、お二人ならではのコラボレーション作品も並びます。 金属とガラスから紡ぎ出される 涼しげな空気を感じにいらしてください。

5月 03, 2017

NYの展示を終えて

NYでの展示を終えてから既に1ヶ月が経ちました。
帰国後すぐに始まった長谷川奈津展が終了し、ようやく落ち着いてきたので、NYでの展示を振り返ってみたいと思います。
NYで何かをしたいと思ったのが20年前。初めてアメリカを訪れ、インテリアショップで販売されていた日本のうつわを見た時の思いが今回NYの展示に繋がりました。ですが、この展示を行うまでには20年という月日が流れており、随分時間がかかったと思うと同時に、このくらいの年数が経っていなければ、私たちには無理だったのかもしれないと思う気持ちもあります(きっと私だけでしょう。。。)
20年前の私は若く、何を見ても新鮮で、NYの人たちやショップ、町並み、全てが自分の生活とはかけ離れていておしゃれに見えました。自分がすごく小さな存在に思えましたが、その時感じた自分のしたいこと、伝えたい事には確かな自信があったのも事実です。
20年後、ご縁があってNYのSohoという素晴らしい場所で展示が行えるとなった時も夢の中にいるような気持ちもありましたが、20年の間に積み上げてきたものが知らない間に自分の中では自信に繋がっていたようです。正直、行く前や現地での準備、レセプション、初めて会うお客様の対応、NYに一緒に行かれた作家さんの事、ヘンリービルトのスタッフ、通訳の方、色々な事に気を配りすぎて考える余裕がなく、ただ、目の前にあることを精一杯ひとつずつこなしていっただけのことに過ぎないのかもしれませんが、自分が普通にその場に立っていた事に自分自身が驚きました。長い間夢見た展示であったし、日本のものが受け入れられるのか、お客様の反応は?とあたふたする自分を想像していたのに、とても落ち着いている自分がいました。これは間違いなく20年の月日が私を成長させてくれたと思いますし、現地に行かれた作家さんと築き上げてきた信頼関係、また、内装を考えてくれたBEETSの日比野さんやDM、タペストリーの構成にかかわってくれた柴田さんをはじめ、影で支えてくれた素晴らしい方々の力を集結させて、妥協せず挑んだ展示だったからこそ、ネガティブな気持ちが出てくる事がなく自信を持って行う事が出来たんだと思います。
今回NYの展示で私自身が学んだ事は、現地に行ってその場の空気感を直接味わい、体験したことは目で見ただけの情報よりも何倍も深く深く心に刻まれるという事。またそれが自分を突き動かす原動力になるということ。今の時代は、インターネットにつなげば世界中の情報にアクセスが可能だし、何でも知っているかのような気持ちになる。何をするにも多種多様なやり方が存在し、自分の居場所が何処にでもありそうで、実は不安になっている人も多い気がします。私自身も、インターネットの普及で恩恵を受けている一人ですが、やはり最後はアナログ式で自分の五感を頼りに大切なものを見つけていきたいと改めて感じました。
NYの展示は私にとって大きな出来事でしたが、あくまで通過点であり、いつまでもここに留まらず、この経験を活かして次への展開を考えていきたいと思っています。。。

4月 15, 2017

長谷川奈津展

Natsu Hasegawa Exhibition
April 22nd~30th
It takes about one hour and 40 minutes from Tokyo to Nagoya by Shinkansen. From Kyoto about 30 minutes.

4月22日(土)~30日(日) 22日(土)作家在廊 
(展示期間中25日のみお休み) 21日(金) 展示準備のためお休み
  12:00~19:00 (展示中のお休み 25日(火))

 1967年 東京生まれ 1994年 東京藝術大学 大学院陶芸専攻修了 
1995年 青木亮氏のもと塊工房で学ぶ
 1997年 神奈川県津久井郡 ( 現 相模原市 ) に築窯 
1998年 青山 桃林堂にて初 個展. 以降 、 個展を中心に発表 

 長谷川奈津さんの作品は、土や釉薬の特徴を素直に活かしたシンプルなフォルムが印象的です。その静かな佇まいが感じられるうつわには、料理をそっと引き立てるしなやかさと使い手への優しさがあります。派手な主張はありませんが、じんわり染み入るような世界観に魅せられる方も多いのではないでしょうか?Analogue Lifeでは初となる奈津さんの展示では、林檎灰釉を使ったもの、松灰や鉄釉などを使ったものなど、様々な種類の作品が並びます。 ぜひ、皆様のお越しをお待ちしております。