5月 16, 2022

次回展示のお知らせ

不易流行 変わるもの、変わらないもの vol.2 ~それぞれの視点~
2022 5.28sat > 6.5sun[ CLOSE:5/31(火) ]
 *5月28日(土)15:00~16:00は実演がございます(下記参照)。  
この時間帯はご予約の方のみご入店いただけます。

2020年に始まったAnalogue Lifeの新たな試み「不易流行」。
それはここ“あいち”に拠点をおく作り手と、伝え手であるAnalogue Lifeによる新しいものづくりのかたち。 作り手と伝え手が作品への想いを共有し、 この場所から広く繋げていくことを目的とした活動です。 2回目となる今展では、「それぞれの視点」をテーマに 作り手、伝え手が現在まで培ってきた技術や経験をもとに、 それぞれの視点を活かしながら、ものづくりを行い、 この度の展示でお披露目していただきます*。
この展示を通して、あいちの作り手や 伝統技術を知っていただく機会となれば幸いです。
*この展示で初めてご紹介するもの、また通常制作しているものも展示いたします。  

 【参加予定作家・職人】 石原ゆきえ(陶)、 市川岳人(木)、 岩田三宝(神具)、 小関康子(陶)、 田村文宏(陶)、 千葉工作所(金属)、 丹羽拓也(座布団)、 NOYORI(錺金物)、 松本宜子(手織り)、 水野正美(金属)、 宮下香代(紙造形)、 若松由香(椅子敷き)、 木花(花)、 コーヒーカジタ(コーヒー豆・焼菓子)

 5月28日(土)15:00~16:00の間、丹羽ふとん店の五代目 丹羽拓也さんによる 座布団作りの実演を行なっていただきます。こちらは予約優先といたしますので ご予約をお願いします。なお、人数に余裕がある場合は当日お入りいただけますので、 お電話でご確認ください。(090-9948-7163)
 〈 ご予約方法 〉 5月21日(土)20:00~ メールにてお申し込みください。
|宛先|info@analoguelife.com
|件名|5月28日(土)実演の予約について
|本文|来店される方全員のお名前(最大人数2名まで)、 代表者様のお電話番号を明記のうえ送信してください。
 *ご希望に沿えない場合がございますことを予めご了承ください。 *今回いただいた個人情報は、今展での連絡にのみ使用いたします。 *こちらからお送りする返信メールに空メールで返信していただき完了となります。 *「info@analoguelife.com」からの返信メールが届くよう、携帯やパソコンの設定をお願いします。

〈ご来店いただく際の注意事項〉
*マスクを必ず着用してください。 *店内に入られましたら、設置してあります消毒液を必ずお使いください。 *他のお客様やスタッフとの距離を保ちながらお買い物をお楽しみください。 *混み合った場合は状況により少しお待ちいただいたり、整理券を配布することもございます。 *急な変更もございますので、ご来店いただく際は事前にサイトNews欄を必ずご確認ください。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 Analogue Life
〒467-0004 名古屋市瑞穂区松月町4-9-2,2F Tel 090-9948-7163 
https://analoguelife.com 〈展示期間中〉 Open 12:00~18:00 Close 5/31(火)のみ
*実店舗の5月の通常営業はございません。




5月 07, 2022

初田徹・森本仁 二人展

二人展は本日最終日です!

Toru Hatsuta × Hitoshi Morimoto 2022 4.30sat > 5.8sun [ 作家在廊:4/30(土)/CLOSE:5/3(火) ]

竹工芸の道を歩みはじめてから、5月で20年を迎える初田徹さん。
茶道具を軸に制作活動をされている初田さんですが、 日本の竹の美しさや竹の持つ魅力についても積極的に発信をされています。 また、竹の可能性を常に考え、異素材と組み合わせたり、 竹の個性を引き出すような使い方をするなど、新しい取り組みも行なっています。 「とくに近年は以前に比べて直線よりも曲線的な、緊張感を保ちつつ、 同時に穏やかで優しい竹の一面を引き出せるよう意識しています」と語る初田さん。 竹工芸の道に進まれて節目を迎える初田さんの、 新たな出発点となるような、そんな展示になればと願っています。

 一方、岡山県備前市伊部(いんべ)地区周辺を産地とする備前焼を中心に制作する森本仁さん。 「今の自分にとって面白いと思える作品を作り続け、奥行きのあるものに 深化していきたいという思いを持って制作しています」と話す森本さんは、 そのような思いから生まれた作品の“今”を見て欲しいと仰います。 料理を作ることや食べることがお好きな森本さんは、 普段の暮らしの中で気軽に使える器を作りながらも それとは対照的に、非常に特徴的な形状の花器を多く制作されています。 大学で彫刻を学ばれたことも影響していると思いますが、 伝統的な備前焼に大胆なフォルムを取り入れるなど、 伝統と革新、日常と非日常が交錯する独自の世界観を構築されています。
今展では、初田さんと森本さんの作品が互いに調和するようなアイテムも制作して いただいております。この機会にぜひご覧頂けたら幸いです。

 [展示作品] 初田 徹:旅茶杓、掛花籠、掛花入、茶籠、茶巾筒、中国茶の道具(茶則と茶杓) など 森本 仁:宝瓶、ポット、坏、鉢、皿、茶碗、ピッチャー、花入 など

 [お知らせ] 展示期間中、「添い」さんのお茶3種類を販売予定です。
添い:岐阜県東白川村の清流白川沿いに広がる美しい茶園で栽培された、東白川村産100%の茶葉を販売。

 初田 徹 Toru Hatsuta
1980年 東京生まれ
2002年 大学在学中より竹工芸の道へ
2010年 第50回東日本伝統工芸展 入選
2017年 ビクトリア国立美術館に作品収蔵 以降、国内外で展示開催

森本 仁 Hitoshi Morimoto
1976年 岡山県備前市に生まれる
1999年 東京造形大学彫刻科卒業 美濃・豊場惺也氏に師事
2003年 岡山県備前市にて制作を始める 以降、全国で展示開催

 Analogue Life 〒467-0004 名古屋市瑞穂区松月町4-9-2,2F Tel 090-9948-7163 〈展示期間中〉Open 12:00~18:00








改めてご挨拶

 今年、はじめて年末年始のご挨拶をすることができませんでした。毎年、年末になるとお客様や作り手、また支えてくださる方々に向けて、感謝の気持ちと共にご挨拶をして参りましたが、昨年末は私自身が感謝の気持ちを伝えられるような状態ではありませんでした。

 実は2年前から後腹膜にできた腫瘤の経過観察を行ってきましたが、昨年秋に急に大きくなってしまい、今年に入って直ぐに手術を行うことになりました。しかし、手術が決まった日からお正月まで(手術がお正月明けすぐでしたので)徐々に心が反応しなくなり、全てのことを頭だけで判断しているような状態で、私にとっては大変苦しい時期でした。心が反応すれば自分が壊れてしまうことを体が察知して、自然とそうなっていたのだと思います。
 見つかった時から「良性の形だとは思うけど・・・」と医師の方が仰ってましたが、全国的にも症例がなく大変珍しいものということで、手術する以外確認する方法がなく不安は募る一方でした。自分で調べたり、複数の医師の方に意見を求めましたが、知れば知るほど怖くなって次第に調べるのをやめて、2年前から飲み始めた漢方と漢方医に相談しながら、ただ仕事に没頭する日々を過ごしました。それでもたまに過ぎる最悪のケースに怯えながらも何とか普段の生活を送り、手術に向かいました。
 有難いことに、難しいと言われた手術も腹腔鏡手術で行うことができましたし、結果も良性で嚢胞自体を摘出するだけで終えられたことには感謝しかありません。手術当日、状況を知っていた方からのメッセージには大変励まされましたし、家族やパートナー、娘のサポートなしでは乗り越えられなかったと今更ながらに実感します。
 退院後もお腹に力が入らず歩けない、買い物に行けないなど日常生活ができなかったのですが、その反面、普段の生活が当たり前ではなく、大変ありがたいことなんだと思い知ることになりました。コロナがはじまった時も同じように思ったはずでしたが、改めて、体が自由に動くことや日々仕事をして家族と食事をする、そんな当たり前の幸せを噛みしめています。
 手術が決定した当初は、ネガティブなことしか考えられませんでしたが、このような経験をしたのもきっと何か意味があると前向きに捉え、支えて下さった全ての方に感謝申し上げます。今後も、Analogue Lifeらしさを追求し、他にはない独自の目線と感覚でものや空間を提案していきたいと考えています。ご挨拶が遅くなりましたが、今年も宜しくお願い致します。