展示を開催するにあたり、昨年から何度か大浦さんと話し合いを重ねてきました。
これまで制作してきた「日常の器」という面白さ、食器を使う側としても好きな世界だったそうですが、ご自身で制作するという視点で見た時に、興味が違うところにある事に気付き、大浦さんの中でその気持ちが徐々に大きくなっていったそう。「今後は日常の器とは違うスタンスで作っていきたい」と正直な気持ちをぶつけて下さったのが昨年でした。
「轆轤と質感。この二点に絞って、食器というか轆轤で作った造形物。みたいな感じなのですが、もちろん形は普通に皿だったり碗だったりで、もちろん食器として使用も出来るモノですが、今までのように同じ器を定番化してずっと作っていくというような形では無く、一点一点その時の気持ちの思うまま、作品として仕上げていきたい。」との言葉もいただきました。この言葉を聞いた時、大浦さんの素直な気持ちに応えたいという思いと、何だかとてもワクワクする自分がいました。2021年の3月に10周年を迎え、アウトプットの10年が過ぎた頃から、どこに向かうのか自分の心がついていかない状態が続いていたのですが、このお話があった時、大浦さんとともに新しい景色を見てみたいという自分がいたのを今でも鮮明に覚えています。
今展のためにつくられた作品を実際目の前にしている今、彼がつくり出す世界観に尊敬の念を抱くとともに、挑戦することの大切さを教えていただいている気がしています。 一点一点その時の気持ちの思うままに仕上げられた大浦裕記さんの作品を、ぜひこの機会に手に取ってご覧いただければ幸いです。
“Arte Povera“
Hiroki Ooura Exhibition 2023 4.22sat > 30sun[作家在廊:22(土) / CLOSE:25(火)
[作家在廊:22(土) / CLOSE:25(火) ]
これまで制作してきた「日常の器」という面白さ、食器を使う側としても好きな世界だったそうですが、ご自身で制作するという視点で見た時に、興味が違うところにある事に気付き、大浦さんの中でその気持ちが徐々に大きくなっていったそう。「今後は日常の器とは違うスタンスで作っていきたい」と正直な気持ちをぶつけて下さったのが昨年でした。
「轆轤と質感。この二点に絞って、食器というか轆轤で作った造形物。みたいな感じなのですが、もちろん形は普通に皿だったり碗だったりで、もちろん食器として使用も出来るモノですが、今までのように同じ器を定番化してずっと作っていくというような形では無く、一点一点その時の気持ちの思うまま、作品として仕上げていきたい。」との言葉もいただきました。この言葉を聞いた時、大浦さんの素直な気持ちに応えたいという思いと、何だかとてもワクワクする自分がいました。2021年の3月に10周年を迎え、アウトプットの10年が過ぎた頃から、どこに向かうのか自分の心がついていかない状態が続いていたのですが、このお話があった時、大浦さんとともに新しい景色を見てみたいという自分がいたのを今でも鮮明に覚えています。
今展のためにつくられた作品を実際目の前にしている今、彼がつくり出す世界観に尊敬の念を抱くとともに、挑戦することの大切さを教えていただいている気がしています。 一点一点その時の気持ちの思うままに仕上げられた大浦裕記さんの作品を、ぜひこの機会に手に取ってご覧いただければ幸いです。
“Arte Povera“
Hiroki Ooura Exhibition 2023 4.22sat > 30sun[作家在廊:22(土) / CLOSE:25(火)
[作家在廊:22(土) / CLOSE:25(火) ]
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