1月 08, 2013

瀧川かずみさんの厚手舟形鞄

作家の瀧川さんは、クラフト紙などでできた簡素な紙袋の質感、またそれを使う事で生まれる風合いにとても惹かれるそうです。そんな紙袋を長く使い続けることができたら・・・との想いからこの鞄が生まれました。素材である帆布に下染めをし、紅茶、コーヒーで染めて色を出しています。そして耐久性や紙らしさの追求、また、風合いを出すために蝋引き加工が施されています。しっかりとした丈夫な鞄には分厚い本や雑誌を入れても平気です。図書鞄は、作家本人が図書館に本を借りにいくとき、また借りた時も本をその中に入れて保管し、返却するそうです。他にもおもちゃやスリッパなどを入れてもよいそうです。最初にこの鞄を知ったのは、陶芸家の吉田直嗣さんが使っていたのを見た時でした。使い込んで、チョークマークが表れていて、かなり味のある鞄になっていましたがとても素敵でした。現在お二人は、東京の渋谷にあるRECTOHALLにて2人展をされています。お近くに行かれる方はぜひ、ご覧下さい。二人展はこちら







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