5月 15, 2011

マティアスさん無事帰られました

韓国でteabowlフェスティバルに参加していたマティアスさんが10日と11日の2日間だけ名古屋に遊びに来てくれました。2日間でマティアスさんの作品のお取り扱いについてのミーティングと、彼が好きな内田鋼一さんのアトリエに行けたらとのことでしたが、あいにく、橋本美術さんで個展の初日。ということで、3人で内田鋼一展を見に行き、内田さんとの対面を果たし、会話もして器を1点購入したマティアスさんはとても嬉しそうでした。


かなり前ですが、瀬戸と唐津で弟子の経験もあるからか、日本人をよく理解しており、振る舞いも日本的で、とても気の使える人でした。その後、食事をしながらどうやって陶芸を学んだとか、異国での弟子という経験、オーストリアの暮らしなど色々お聞きしました。
彼は日本の服も大好きで、デザインがいい!と着いてすぐに買った子供の服の話や、自分の服を見に行くと話す姿は楽しそうでした。その後はあまり時間もなかったのですが、厳選した服と器が見られる新栄のパザパに行き、短い時間ではありましたが、店主とたばこ談義?をし、帰りの車の中では、パザパの限られた空間の中での作品の見せ方が素晴らしい!と感嘆しておりました。2日目はアナログライフに訪れ、彼の作品を見せていただきながら、今後についても話し合いました。
彼はアメリカ、オーストリア、日本、その他のアジアの国々で陶芸を学んでいるので、作品には各国で学んだ技術や形などが見てとれました。


その後は出発の時間も迫ってきたとのことで、あらかじめネットでチェックしていた品々を次々とテーブルに置き、買い物を楽しんでいかれました。内田さんの作品の時もそうでしたが、彼の買い物の仕方はあれこれ悩まず、さっと見て(実はしっかりと見ていて)決定する姿は潔くて気持ちがいい。一通り用事が済んだ後は、月日荘で抹茶と和菓子を用意していただき、お茶とお菓子を楽しみながら記念撮影をして、足早に空港へ戻っていってしまいました。
2日という短い時間でしたが、初めて会ったという感じがしず、むしろ、以前から友人だったような自然な感じがしました。日本に何度か訪れているからというのもありますが、若いうちから様々な国を旅していて、その国々の方たちを敬う気持ちを自然と身に付けているからでしょうか。
オーストリアに戻ったら少し休暇を取ると言っていたマティアスさんですが、作品の到着が楽しみです!


右がマティアスさん





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