1月 27, 2019

森本 仁「茶と花」展

森本 仁「茶と花」展 2019 1.26sat > 2.3sun 作家在廊:26(土) 27(日)/
CLOSE:29(火) 12 :00~18:00森本 仁「茶と花」展 2019 1.26sat > 2.3sun[作家在廊:26(土)・27(日)/CLOSE:29(火)] 

備前の地に生まれ、備前焼作家であるお父様のもとで育った森本仁さん。 
大学では彫刻を学び、卒業後は美濃・豊場惺也氏に焼きもの制作に関わる全てを教わりました。 森本さんにとって、とても大切なこの二つのルーツをご自身の軸として 備前焼、釉薬もの両方の作品制作に取り組まれています。 今回の「茶と花」展は、制作の傍ら、ゆっくりとお茶を淹れたり 自然豊かな工房の周りで採れる山野草を中心に花を活け、 日々の暮らしを愉しまれている森本さんを想像し添えた題名です。 そんな森本さんにお茶を淹れるための道具やお茶菓子をのせる皿、 さまざまな形の花器をご用意していただきました。 登り窯で焼き締めた窯変の美しい備前焼の作品から 備前の土を使い灯油窯で焼成する白花シリーズや黒釉のものなど、多数展示いたします。 
ぜひこの機会に皆様に足をお運びいただけましたら嬉しく思います。

 “日々の生活の中で感じたものを形にしています。 
花もお茶も自分にとって欠かせないもの。 
素材を生かすものづくりをしたいと思います。 ご覧いただけたら幸いです。”   森本 仁

Hitoshi  Morimoto 
1976年 岡山県備前市に生まれる 
1999年 東京造形大学彫刻科卒業  美濃・豊場惺也氏に師事 
2003年 備前市にて制作を始める 
2011年 岡山天満屋にて初個展
2014年・2015年 茶の湯の造形展入選 現在、各地にて個展・グループ展を積極的に行う


1月 24, 2019

陶芸家 森本仁 挿花家 谷匡子が織り成す 器と花の一期一会 〜梅の花咲くころ〜

森本 仁「茶と花」展 2019 1.26sat > 2.3sun 作家在廊:26(土) 27(日)/
CLOSE:29(火) 

一昨年前の秋、印象的な時を過ごした。 
日没後の店内で、灯りを消して1本の蝋燭の光の中で陶芸家の大きな甕に山の花を活ける場に立ち会った。 蝋燭の微かな光は、暗がりにぼんやりと曖昧に花の影を浮かび上がらせ、開け放った窓から聞こえる雨音、枝に鋏を入れる音、甕に水を注ぐ音、ただそれだけが静かな空間にあった。 挿花家の谷匡子さんは、岩手の里山で育った野生の花々を、次々と迷いなく挿していった。自然の赴くままに。その姿は、花と同化した精霊のような佇まいだった。 活けながら、暗がりの中でたまにぽつぽつと話される中で、心に強く残った言葉。 「(花の姿が)見えなくても花は活けられるのです。花が導いてくれるのです。」 最後の一枝を投げ入れ、部屋の灯りがともされた瞬間、岩手の山の匂いとともに、美しい花の「気配」が生まれた。 ふいに涙が溢れた。

Analogue Llfe 2017 秋の夜のしらべ「霜降りの舞」の記憶(スタッフ佐野) ___________________________________________________________ 

今回は森本仁さんの花器に、谷さんが花を添えて下さいます。
花を愛する森本さんの作品と谷さんのひと枝が出会った時、その場にどんな空気が生まれるか、その時間の流れとともに、皆様と共有できればと思います。 予約などなくご自由にご覧いただけます。ぜひこの貴重な機会、立春近づく冬の空気の中、皆様にお愉しみいただけましたら幸いです。 

陶芸家 森本仁 挿花家 谷匡子が織り成す 器と花の一期一会 〜梅の花咲く ころ〜 
*15時〜17時 予約不要 
*写真は2017 NY HENRYBUILTで行ったAnalogue Lifeの展示で、花活けパフォーマンスをする谷匡子さん。

1月 05, 2019

あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。 本年も宜しくお願いします。 

お休みのお知らせ 1月8日(火)まで実店舗はお休みとなり、9日(水)から営業スタートとなります。(オンラインショップの注文受付は年中無休 出荷は4日〜) 
The Nagoya shop will be closed until Jan 9th. The online shop will be accepting orders as usual. Orders received from the 31st will ship on Jan 4th. . 

1月26日(土)〜2月3日(日)までは森本仁 「茶と花」展を行います。
挿花家の谷匡子さんや岐阜県東白川村で活動する添いさんにもご参加いただく楽しい展示です。詳細は後日お知らせします。 
Our first exhibition of 2019 “CHA TO HANA” will feature the ceramic work of pottter Hitoshi Morimoto. The exhibition will run from Jan 26th to Feb 3rd. . 

京都 みたてさんのお正月飾り 「田守り」