2月 28, 2024

大山求

Motomu Oyama Exhibition 2024 2.24sat > 3.3sun
[ 作家在廊:2/24(土)/CLOSE:2/27(火) ] 

 必然と偶然の中で形や景色を成す「鉄」を素材に用いて さまざまな表現を試みる、鉄作家 大山求さん。 火の中で黒錆、時に空気中の水分を含んで赤錆になることを鉄の自然な表情と捉え、 その美しさを独自の視点で切りとり、作品を制作されています。
 今展では、スタンドライトやフロアタイプの灯明、さらに、新たな黒錆の表現として 鉄器などの表面に水の流れを定着させ、景色を創ったものなどを展示する予定です。
ぜひこの機会にご高覧いただけますと幸いです。

 【展示予定作品】 スタンドライト、卓上自立灯明、フロアタイプの灯明、黒錆薬缶、 アルコール炉、水盤、花器、燭台、花台、鉄器 など

大山 求 Motomu Oyama 東京生まれ 
セツ・モードセミナー卒業 フリーランスのイラスレーター、美術制作を経て、2007年自然豊かな山口県にて鉄に従事するアトリエを構える

Analogue Life
〒467-0004 名古屋市瑞穂区松月町4-9-2,2F
Tel 090-9948-7163 https://analoguelife.com
 〈展示期間中〉 Open 12:00〜18:00, Close 2/27(火)のみ

 〈ご来店いただく際の注意事項〉 *お客様が重なった場合は人数・個数制限をする場合がございます。 *モバイルの使用(写真・動画撮影、外部の方と話しながらの購入)はご遠慮ください。 *エコバックの持参にご協力いただけますと幸いです。
 【 次回展示予定:川合 優 展/3月16日(土)〜3月24日(日) 】




1月 18, 2024

大澤哲哉展

Tetsuya Ozawa Exhibition
2024 1.27sat > 2.4sun[作家在廊:1/27(土)/CLOSE:1/30(火) ]

2024年最初の展示は、愛知で作陶する大澤哲哉さんです。
 大澤さんは常滑の黒土や白土、 また「チャラ」と呼ばれる釉薬を使って 日常使いの器をはじめ、 造形美に溢れた花器やオブジェなどを制作されています。
今展では、黒や白に加えて黄色や赤などの色調のもの、 そしてアイテムもさまざまに展示する予定です。 塗り重ねた化粧土を1点1点丁寧に削ぎ落とすことで生まれる 一期一会の景色を、この機会にぜひご覧ください。

大澤哲哉 Tetsuya Ozawa
1984年 岐阜県多治見市生まれ
2008年 名古屋芸術大学美術学部造形科卒業
2008年 吉川正道氏に師事
2023年 愛知県常滑市にて制作活動中 

Analogue Life
〒467-0004 名古屋市瑞穂区松月町4-9-2,2F
Tel 090-9948-7163 https://analoguelife.com
〈展示期間中〉 Open 12:00〜18:00, Close 1/30(火)のみ

〈ご来店いただく際の注意事項〉
*お客様が重なった場合は人数制限をする場合がございます。
*モバイルの使用(写真・動画撮影、外部の方と話しながらの購入)はご遠慮ください。
*エコバックの持参にご協力いただけますと幸いです。
【次回展示予定:大山 求 展/2月24日(土)〜3月3日(日)】



11月 27, 2023

八田亨展

Toru Hatta Exhibition 2023 12.9sat > 17sun
[作家在廊:9(土)/CLOSE:12(火)

 土の特性を生かした表情豊かなうつわを制作する八田亨さん。
日常使いのうつわから空間に飾って愉しめる作品を中心に作られています。
2022年4月にご自身で設計した穴窯を新設してからは、 新たな窯と向き合いながら、より一層陶芸の理解を深める日々を 過ごされています。 土に触れ、轆轤を回し、窯を焚く作業を多く繰り返すことこそが 理想の作品に近づく道であると語る八田さんは、 微細な変化を感じ取りながら、今日も新たな作品を生み出しています。

 2023年の最後を締めくくる八田亨さんの個展です。
ぜひ皆様のご来場をお待ちしております。

 展示予定作品: 白掛輪花鉢、白掛飯碗、白掛石皿、黒掛丸鉢、黒掛リム皿、 白三島7寸皿、小壷 など 

 八田 亨 Toru Hatta
1977年石川県生まれ
2000年大阪産業大学工学部環境デザイン学科卒業
2003年陶芸家としての活動を開始。 翌2004年穴窯を築窯する。
現在は大阪・富田林市と堺市に工房をもち、2022年4月に二基目となる穴窯を新設。
国内外での展覧会を中心に作品を発表している。

 ・・・
 Analogue Life 〒467-0004 名古屋市瑞穂区松月町4-9-2,2F Tel 090-9948-7163
〈展示期間中〉Open 12:00〜18:00, Close 12/12(火)のみ
 https://analoguelife.com

〈ご来店いただく際の注意事項〉
*お客様が重なった場合は人数制限をする場合がございます。 *モバイルの使用(写真・動画撮影、外部の方と話しながらの購入)はご遠慮ください。 *お子様連れのお客様は、必ずお子様の手を繋いでください。  Analogue Lifeの店内は、急な階段や昔ながらの繊細なガラスが使用されています。  お子様の安全のために、ご協力いただきますようお願い申し上げます。




10月 23, 2023

竹俣勇壱×吉田直嗣 二人展

 Yuichi Takemata × Naotsugu Yoshida  2023 10.21sat > 29sun[作家在廊:21(土)/CLOSE:24(火)] 

 Analogue Lifeでは久しぶりとなる竹俣勇壱さんと吉田直嗣さんの 二人展を開催いたします。

 竹俣さんの古色仕上げのカトラリーは、磁器や陶器、ガラスなど、 どんな素材と組み合わせても様になります。 毎日使っても気にならない強さや、種類も豊富で数を揃えられるのも魅力です。 吉田直嗣さんは黒と白のうつわを中心に、 繊細で美しいフォルムの作品を独自の視点から生み出しています。 普段使いのうつわから花入やオブジェとしての要素が強いものまで、 吉田さんらしい世界観は昔も今も変わりません。 吉田さんには、竹俣さんのカトラリーと合わせ易いプレートも たくさんご用意していただきました。 食べ物が美味しく感じられるこの季節に、 新しいカトラリーやうつわを揃えにぜひお越しください。
 
 竹俣勇壱 Yuichi Takemata
1975年 金沢生まれ
1995年 彫金を学び始める
1997年 アクセサリーショップでオリジナルアクセサリーの制作に携わる
2004年 アトリエ兼ショップ「KiKU」オープン
2007年 ジュエリーに加え、生活道具の制作を始める
2011年 2店舗目となる「sayuu」をオープン

吉田直嗣 Naotsugu Yoshida
1976年生まれ。東京造形大学卒業後、陶芸家黒田泰蔵氏に師事
2003年 富士山のふもとに築窯。 以降、国内外で展示開催

Analogue Life 〒467-0004 名古屋市瑞穂区松月町4-9-2,2F Tel 090-9948-7163 https://analoguelife.com 〈展示期間中〉 Open 12:00〜18:00, Close 10/24(火)のみ 



9月 09, 2023

西川聡展

 Satoshi Nishikawa Exhibition 2023 9.23sat > 10.1sun
[作家在廊:9/23(土)/CLOSE:9/26(火)] 
 西川聡さんといえば、真っ先に思い浮かべるのが赤いうつわです。
この赤いうつわシリーズは西川さんの原点ともいうべき作品で、 作り始めてから30年が経つそうです。
 やきものを始めた頃、旅好きな西川さんは、アジアやアフリカを旅しながら、 その風土に根ざして作られた民具や自然の造形などに触発された 作品づくりをされていました。 その後、時代が変化する中で、ご自身の発想をどのように生活の道具として 活かせるのかを熟考し、構築したイメージをシンプルな形や赤、白、黒の色の表現、 また漆を使った独自のテクスチャーに込めて制作するようになります。
さらには、多くの作家やプロダクトデザイナーたちが、 表現の源泉を中国や韓国の陶磁文化や欧州の文化をもとに 作品へのアプローチを考えるなか、西川さんは異なる方法を模索しました。 それが独自の作品の表現に繋がっているのだと仰います。

 今展では、これまでに作り続けている作品や少しずつブラッシュアップさせたもの、 そして新作の作品まで幅広く展示する予定です。 久しぶりの展示となりますので、ぜひ多くの方にご覧いただけることを願っております。

 【展示アイテム】皿、鉢、マグ、ティーポット、中国茶器、酒器、花器 など 

 西川 聡 Satoshi Nishikawa
1967年 愛知県生まれ
1990年 武蔵野美術工業大学デザイン学科卒業
1992年 初個展(京王百貨店)
1995年 第四回国際陶磁器美濃 入選
1996年 日本クラフト展 入選
1997年 スペインにて制作活動、二人展/アフリカ大陸、中東を放浪
1998年 工房KAYAを設立/北の菓子器展 奨励賞
1999年 クラフト全国公募’99 札幌 優秀賞 2004年 神奈川県湯河原へ工房移転 

 Analogue Life 〒467-0004 名古屋市瑞穂区松月町4-9-2,2F
Tel 090-9948-7163 https://analoguelife.com
 〈展示期間中〉 Open 12:00〜18:00, Close 9/26(火)のみ *9月の常設展示はございません。  企画展のみの営業となります。  (オンラインショップは営業しております) 

 〈ご来店いただく際の注意事項〉 *お客様が重なった場合は人数制限をする場合がございます。 *モバイルの使用(写真・動画撮影、外部の方と話しながらの購入)はご遠慮ください。 *お子様連れのお客様は、必ずお子様の手を繋いでください。Analogue Lifeの店内は、急な階段や昔ながらの繊細なガラスが使用されています。 お子様の安全のために、ご協力いただきますようお願い申し上げます。








































8月 17, 2023

艸田正樹 × 小西光裕 二人展

Masaki Kusada × Mitsuhiro Konishi Exhibition
2023 9.2sat > 10sun[ 作家在廊:2(土)/CLOSE:5(火) ]

 吹きガラスの技法の中でも「ピン・ブロウ」という技法を用いて 作品を制作している艸田さん。 滑らかな曲線が目を惹く器は、重力と竿を回す遠心力によって生み出されています。 金属造形作家の小西光裕さんは、大学で彫刻を学んだことを生かし、 主に金属を用いて彫刻やカトラリー制作を行なっています。 今回お二人には「お茶まわりの道具」をテーマに、 艸田さんにはお茶碗や茶海、茶杯や茶入れなどを、 小西さんには道具を置くための台や茶杓、菓子切りや茶則などの 小物類を制作していただきました。 他に、お二人とも定番品もご用意していただいております。 ガラスと金属の相性の良さも見所ですが 艸田さんのシンプルな技法から生まれるフォルムと ノートに繰り返し描いてサンプルを作り生みだす小西さんの作品との違いを ぜひこの機会に、見て、触れて愉しんでいただけると幸いです。 

 艸田正樹 Masaki Kusada
1967年 岐阜県羽島市生まれ
1991年 名古屋大学工学部土木工学科 卒業
1993年 名古屋大学大学院工学研究科博士課程前期課程土木工学専攻 修了
1993~97年 株式会社三菱総合研究所 勤務
1997年~ 「架空庭園」を拠点に、創作活動を静かに展開
2000年 工芸都市高岡クラフトコンペ2000 銀賞「あたたかい雨」
2001年 日本クラフト展 入選「うつくしい水たまり」
2001年 工芸都市高岡クラフトコンペ2001 奨励賞「湖でゆれてみた」
現在、石川県金沢市にて製作活動を行う

小西光裕 Mitsuhiro Konishi
1981年 兵庫県宍粟市生まれ
2006年 沖縄県立芸術大学大学院造形芸術研究科環境造形専攻彫刻専修修了
2019年 物|事 田疇を開く(宍粟市/兵庫県)
2017年 個展「TABLE ELEMENTS | Cutlery Exhibition」 Nalata Nalata(NY/USA)
2017年 個展 Analogue Life(名古屋)
2018年 「形/影 Shape / Shadow」 陶華灼Art藝廊(新北市/台湾)
2020年 「Alumni」介末 Craft(上海市/中国)
2022年 「トト+〈ボクトタス〉」うつわ謙心(東京)

Analogue Life
〒467-0004 名古屋市瑞穂区松月町4-9-2,2F Tel 090-9948-7163 https://analoguelife.com
〈展示期間中〉 Open 12:00〜18:00 Close 9/5(火)のみ
*8/30(水)〜9/1(金)は展示準備のためお休みします。 *展示期間以外のお休みについてはサイトNews欄をご覧ください。 〈ご来店いただく際の注意事項〉 *お客様が重なった場合は人数制限をする場合がございます。 *モバイルの使用(写真・動画撮影、外部の方と話しながらの購入)はご遠慮ください。 *お子様連れのお客様は、必ずお子様の手を繋いでください。 Analogue Lifeの店内は、急な階段や昔ながらの繊細なガラスが使用されています。お子様の安全のために、ご協力いただきますようお願い申し上げます。






7月 03, 2023

林 拓児 展

Takuji Hayashi Exhibition
2023 7.15sat > 23sun[作家在廊 : 15(土) / CLOSE : 18(火)]

2016年に愛知から岡山へ移住された林拓児さんの個展を開催いたします。

 林さんは特定の国や時代に影響を受けた作品づくりではなく、 さまざまなジャンルから得たものを積み重ね、 その時々に湧き出る自身の想いを形に写しています。 貫入に栃渋を染み込ませた林さんの代表的なうつわは、 独特な風合いと、どんなお料理も受け止めてくれる懐の深さが魅力。 シンプルな造形であるがゆえの使いやすさは、 毎日の暮らしに豊かさと彩りを与えてくれることでしょう。 4年ぶりとなる今展では、定番のものから最近取り組まれているものまで 約500点の作品が並ぶ予定です。
ぜひ、この機会に皆さまのご来場をお待ちしております。

 林 拓児 Takuji Hayashi
1977年     愛知県瀬戸市生まれ / 2006年     愛知県立窯業高等技術専門校修了 以降、愛知県瀬戸市にて制作 / 2016年     岡山県岡山市に移住

Analogue Life 〒467-0004 名古屋市瑞穂区松月町4-9-2,2F
Tel 090-9948-7163 https://analoguelife.com
〈展示期間中〉 Open 12:00〜18:00, Close 7/18(火)
*展示期間以外のお休みについてはサイトNews欄をご覧ください。
 〈ご来店いただく際の注意事項〉
*お客様が重なった場合は少しお待ちいただくこともございます。
*お子様連れのお客様は、必ずお子様の手を繋いでください。  
Analogue Lifeの店内は古い日本家屋のため、急な階段や繊細なガラスが使用されています。 お子様の安全のために、ご協力いただきますようお願い申し上げます。





















6月 10, 2023

郡司製陶所 (Ceramic)・波多野裕子 (Glass)・八代淳子 (Lacquerware) 3人展

Gunji Pottery × Hiroko Hatano × Junko Yashiro
 2023 6.24sat > 7.2sun [作家在廊予定:6/24(土)/CLOSE:6/27(火)]

夫婦共同で作品を制作される郡司製陶所の庸久さんと慶子さん。 庸久さんは成形や焼成を、慶子さんは絵付けなどの加飾を担当されています。 主に益子の土を使い、薪窯と灯油窯を使い分けながら 安定感のある色や豊かな表情のうつわを生み出しています。
波多野裕子さんはガラス(パート・ド・ヴェール寄りのキルンキャスティング技法)で 食卓で使うものや空間を彩るものを制作。 色の濃淡や光の曖昧さを楽しんでもらえるように 形はあえてシンプルに仕上げています。
八代淳子さんは形やテクスチャーにこだわりを持ち、 木地制作から塗りまでの全ての工程をご自身で担当。 日常使いできるものからおもてなしの席で活躍するものまで さまざまな作品を制作しています。
 Analogue Lifeでは初となる、 郡司製陶所・波多野裕子・八代淳子の個々の作品の魅力と 陶×ガラス×漆から生まれる景色、 それぞれをお愉しみいただければ幸いです。 

 郡司製陶所 Gunji Pottery
 郡司 庸久 Tsunehisa Gunji
1977年 栃木県日光市足尾町出身
2001年 栃木県窯業指導所に入所
2003年 足尾にて独立
2015年 益子に窯と住まいを移す

 郡司 慶子 Keiko Gunji
1976年 福岡県出身
1999年 多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業
2002年 栃木県窯業指導所に入所
2005年 庸久と共同作業

 波多野 裕子 Hiroko Hatano
1968年 東京生まれ
1992年 早稲田大学第一文学部哲学科人文専修卒業 早稲田大学舞台美術研究会所属
1993年 陶芸を始める
2004年 彫金を始める
2008年 パート・ド・ヴェールを始める 以降各地で展示開催

八代 淳子 Junko Yashiro
1970年 埼玉県に生まれる
1993年 東京芸術大学美術学部工芸科卒業
1995年 東京芸術大学大学院漆芸専攻修了
軽井沢を拠点に制作
全国各地で個展・グループ展開催 

Analogue Life 〒467-0004 名古屋市瑞穂区松月町4-9-2,2F Tel 090-9948-7163 https://analoguelife.com 〈展示期間中〉 open 12:00〜18:00 close 6/27(火)

初日24日(土)は14:30まで事前応募抽選で当選された方のみのご入店とさせていただきます。 *24日(土)14時30からはどなたでも自由にご来店いただけます。
当選された場合、当日は6名様45分毎の入れ替え制となります。
*作品をお選びいただき、お会計までをこの時間内で終えていただきますようお願い申し上げます。 ①12:00~12:45 ②13:00~13:45
【ご応募方法】おひとり様1回限り
◎6月17日(土) 20:00~21:00にメールにて申し込みを受け付けします。 *先着順ではありませんが、応募人数が多い場合は予定より早く締め切ることもございますので予めご了承ください。
 ◎〈宛先〉info@analoguelife.com  〈件名〉6月24日(土)三人展応募(希望時間がある方は上記① ~②よりお選びいただき、番号を明記ください。ご希望に沿えない場合もございます。)  〈本文〉来店される方全員のお名前(ご本人様を含み2名様分までご応募可)と、ご本人様のお電話番号を記入して送信してください。
◎厳正な抽選のうえ、当選が確定した方のみ6月18日(日)までに順にご連絡いたします。
この当選通知メールに空メールを返信いただいて当選完了となります。(迷惑メールもご確認ください) *「 info@analoguelife.com」からの返信メールが届くよう、携帯やパソコンの設定をお願いします。





4月 23, 2023

大浦裕記 展

展示を開催するにあたり、昨年から何度か大浦さんと話し合いを重ねてきました。

これまで制作してきた「日常の器」という面白さ、食器を使う側としても好きな世界だったそうですが、ご自身で制作するという視点で見た時に、興味が違うところにある事に気付き、大浦さんの中でその気持ちが徐々に大きくなっていったそう。「今後は日常の器とは違うスタンスで作っていきたい」と正直な気持ちをぶつけて下さったのが昨年でした。

 「轆轤と質感。この二点に絞って、食器というか轆轤で作った造形物。みたいな感じなのですが、もちろん形は普通に皿だったり碗だったりで、もちろん食器として使用も出来るモノですが、今までのように同じ器を定番化してずっと作っていくというような形では無く、一点一点その時の気持ちの思うまま、作品として仕上げていきたい。」との言葉もいただきました。この言葉を聞いた時、大浦さんの素直な気持ちに応えたいという思いと、何だかとてもワクワクする自分がいました。2021年の3月に10周年を迎え、アウトプットの10年が過ぎた頃から、どこに向かうのか自分の心がついていかない状態が続いていたのですが、このお話があった時、大浦さんとともに新しい景色を見てみたいという自分がいたのを今でも鮮明に覚えています。

今展のためにつくられた作品を実際目の前にしている今、彼がつくり出す世界観に尊敬の念を抱くとともに、挑戦することの大切さを教えていただいている気がしています。 一点一点その時の気持ちの思うままに仕上げられた大浦裕記さんの作品を、ぜひこの機会に手に取ってご覧いただければ幸いです。 

 “Arte Povera“
Hiroki Ooura Exhibition 2023 4.22sat > 30sun[作家在廊:22(土) / CLOSE:25(火)
[作家在廊:22(土) / CLOSE:25(火) ]




4月 06, 2023

4月の展示のお知らせ

“Arte Povera“
大浦裕記 展 Hiroki Ooura Exhibition 2023 4.22sat > 30sun
[作家在廊:22(土) / CLOSE:25(火) ]

 Analogue Lifeでは初個展となる大浦裕記さん。
ここ数年ご自身の中で抱いてきた「納得のいく展示」について自問自答を繰り返し、 昨年は展示を控えるという大きな決断をされました。 一年の休止期間を経た今、表現されたいものが少しずつ明確になり、 新しいことにも挑戦しながら展示に向けて作品を制作していただいております。 今展は、普段使いの器をいくつもご用意するような、これまでの展示とは異なり、 皿や鉢の形をしていても見る人によってただの造形物として映るような、 一点ものの作品を中心に展示いたします。

 副題となっている“Arte Povera”は、「貧しい芸術」や「質素な美術」という意味を持つ、 1960年代後半から1970年代前半にかけてイタリアで興った芸術運動のこと。 身近にある素朴な素材を使用することで日常的なものを芸術作品に昇華させるという “Arte Povera”の概念に大浦さんの育った環境や想いを重ね、 今後、ご自身が進むべき新たな道を模索しながら展示に臨まれます。 大浦さんの作家活動の分岐点ともいえる今展を、ぜひご覧ください。

1978年 神戸生まれ / 22歳から沖縄読谷村にて陶芸を学ぶ / 27歳の時、兵庫県にて独立 / 30歳、東京西荻窪の魯山で初展示 / その後展示会を中心に作品を発表

 「約一年間展示会から離れました。これから何処に向かいたいのか? 自分で自分を追いかけるような時間の中で、 結局のところ、僕はずっと自分自身になりたかったんだなと気付きました。 モノを作る上で、完全な自由ということは、それはそれで耐えられないし、 上手く馴染めないかなとも思うのですが、 今回それに出来るだけ近づいてみたいなとも思います。
文字通り、自分の今後を懸けた展示会です。是非お越しください。”

Analogue Life
〒467-0004 名古屋市瑞穂区松月町4-9-2,2F
 Tel 090-9948-7163 https://analoguelife.com
 〈展示期間中〉 Open 12:00〜18:00, Close 4/25(火)
*展示期間以外のお休みについてはサイトNews欄をご覧ください。

〈ご来店いただく際の注意事項〉
*お客様が重なった場合は人数制限をする場合がございます。*モバイルの使用(写真・動画撮影、外部の方と話しながらの購入)はご遠慮ください。*お子様連れのお客様は、必ずお子様の手を繋いでください。Analogue Lifeの店内は、急な階段や昔ながらの繊細なガラスが使用されています。お子様の安全のために、ご協力いただきますようお願い申し上げます。




2月 26, 2023

上田裕之 + 只木芳明 + 西山芳浩 三人展
2023 3.11sat > 19sun [ 作家在廊:11(土) / CLOSE:14(火) ]

 打ち出しのフライパンや包丁を制作する上田裕之さん、
木を使って身の周りの道具をつくる只木芳明さん、
 食卓で使うものや空間を飾るガラス作品を制作する西山芳浩さんの三人展を行います。

 寒さの中にも春の気配を感じるこの季節に、 新たな生活を始める方も多くいらっしゃると思います。 金属・木・ガラス、異なる素材の作品が並ぶ空間を愉しみながら、 新しい道具や暮らしを彩るものたちを見つけにぜひ足をお運びください。
 ・・・
 展示初日〈11日(土)〉は、終日入店制限を行います。 以下の内容に沿ってお申し込みをお願いいたします。 *12日(日)からはどなたでも自由にご来店いただけます。
皆様に安全で気持ちよくお買い物をしていただくために、 初日11日(土)は事前応募抽選で当選された方のみのご入店とさせていただきます。 当選された場合、当日は6名様45分毎の入れ替え制となります。 *作品をお選びいただき、お会計までをこの時間内で終えていただきますようお願い申し上げます。
 ①12:00~12:45 ②13:00~13:45 ③14:00~14:45 ④15:00~15:45 ⑤16:00~16:45 ⑥17:00~17:45

【ご応募方法】おひとり様1回限り ◎3月5日(日)20:00~22:00にメールにて申し込みを受け付けします。 *先着順ではありませんが、応募人数が多い場合は予定より早く締め切ることもございますので予めご了承ください。

◎〈宛先〉info@analoguelife.com  
〈件名〉3月11日(土)三人展応募(希望時間がある方は上記① ~⑥よりお選びいただき、番号を明記ください)  
〈本文〉来店される方全員のお名前(ご本人様を含み2名様分までご応募可)と、ご本人様のお電話番号を記入して送信してください。
*今回頂いた個人情報は今展での連絡にのみ使用いたします。
◎厳正な抽選のうえ、当選が確定した方のみ3月7日(火)までに順にご連絡いたします。 この当選通知メールに空メールを返信いただいて当選完了となります。(迷惑メールもご確認ください)
*「 info@analoguelife.com」からの返信メールが届くよう、携帯やパソコンの設定をお願いします。
 
・・・
上田 裕之 Hiroyuki Ueda
1975年 神奈川県生まれ 2003年 高知県の『たたら製鉄古式鍛造工房くろがね』にて鍛造の基礎を学び、 会社勤めをしながら刃物の制作を始める。 2010年 独立 『鍛冶工房上田』を立ち上げる。鉄を使った身の回りにある生活用品を制作。
展示予定作品:打ち出しフライパン、包丁、時計 etc.

只木 芳明 Tadaki Yoshiaki 1990年生まれ 2010年から少しずつ実家の一室で木を彫り始める。 現在、埼玉県で器や匙等道具を制作。
展示予定作品:お盆、花茶托、バターナイフ、菓子切 etc.

西山 芳浩 Yoshihiro Nishiyama
1979年 愛媛県生まれ 1997年 ザ・グラススタジオ・イン函館 スタッフ / 1998年 (株)SUWAガラスの里 スタッフ 2001年 (株)播磨ガラス工房 インストラクター / 2004年 金沢卯辰工芸工房 研修者 2007年 金沢牧山ガラス工房 スタッフ / 2009年 金沢市にて制作
展示予定作品:四角ボトル、八角ピッチャー、江戸グラス、ゆらぎグラス、角ぐいのみ etc.
・・・

 Analogue Life 〒467-0004 名古屋市瑞穂区松月町4-9-2,2F Tel 090-9948-7163 https://analoguelife.com 〈展示期間中〉 Open 12:00~18:00 Close 3/14(火)のみ 展示期間以外のお休みについてはサイトNews欄をご覧ください。

 〈店内での注意事項〉
*モバイルの使用(写真・動画撮影、外部の方と話しながらの購入)はご遠慮ください。
*エンドユーザーに向けての販売となりますので、転売目的と思われる行為を見かけた場合や 当店が転売目的と判断した場合は販売をお断りさせていただきますので予めご了承ください。 *個数制限については当日お伝えします。
どうぞご理解とご協力をよろしくお願いいたします。






1月 31, 2023

年末年始は・・・

ご挨拶が大変遅くなりましたが2023年もどうぞ宜しくお願いします。

2022年の今頃は手術を終えた後で自由に動くことができず、自宅で静かに過ごしていましたが、昨年12月にはカナダにいる家族と留学中の娘に会いに行くことができるほど体力が回復し、人間の生命力や強さを感じる年末年始となりました。
また私自身、子供に対して一人の人間として距離を保って接することができる親だと勝手に思っていましたが、こんなに寂しい気持ちになるなんて新たな発見でした。毎日の暮らしの中で、たわいもない会話をしていたことがどれだけ自分の支えになっていたか、今回娘と離れて実感しました。食事も忙しければ作るのがめんどくさいな〜と思うこともありましたが、実際食べなくなると、あれが食べたいこれ作ってと言われて感想を言ってもらっていたことが楽しかったのだと実感する日々。結局はなんでもない日常生活が自分にとって大切なんだということを改めて教えてもらった気がします。

2023年もすでに1ヶ月が経ちましたが、今年はどんな年になるんだろう。
物価高やそれらを取り巻く環境など、目まぐるしく変化する世の中についていけない自分がいますが、こんな時だからこそ、情報は最低限に、そして自分のことに集中しようとそれだけは決めています。

最近は、昔より思ったことを正直に書くことにためらいを感じたりもしますが、ブログはほとんど読んでいる人がいない?ので、自分の人生の記録として今後も書き続けていけたらいいなと思っています。




11月 29, 2022

大江憲一展

Norikazu Oe Exhibition  ~大江家の食卓~
2022 12.10 sat > 18 sun[ 作家在廊予定 : 10(土)/CLOSE : 13(火) ]

 Analogue Lifeでは4度目となる大江憲一さんの個展を開催いたします。 今展では、大江家の食卓で使用されている様々なうつわを中心に制作していただきました。 家族や友人と食卓を囲む機会も増えるこの季節。 料理上手な大江家で使用されている日常使いのうつわを参考にしていただければ幸いです。

 1〈耐熱オーバルLL〉 クリスマスに焼く2キロの丸鶏用に制作。我が家のオーブンに入るギリギリのサイズです。
 2〈蓋碗〉 Analogue Lifeからのリクエスト。そのまま飲んだり急須にしたり、お正月料理のアレンジ用にも。
 3〈フラットモーニングプレート〉 我が家で出番が多い「トースト+サラダ+目玉焼き」用の理想のサイズ。
 4〈耐熱輪花皿〉 家族4人分のグラタン用。我が家のオーブンで一度に4皿焼くことのできるサイズ。
 5〈醤油差し〉 家族が好きな餃子用に。我が家では醤油用、酢用の2個使いがデフォルトです。
6〈少し大きめ飯碗〉 納豆用に制作。飯碗より大きく、どんぶりより小さいピッタリサイズ。 お茶漬けにも最適です。
 7〈ケトル〉だるまストーブや暖炉に乗せて使うイメージ。 コルクと金属の持ち手部分と銘木のツマミは趣味と理想を追求したこだわりの自信作。 フライフィッシングをする人が見たら刺さる!
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 Analogue Life
〒467-0004 名古屋市瑞穂区松月町4-9-2,2F  Tel 090-9948-7163 https://analoguelife.com
〈展示期間中〉 Open 12:00~18:00 Close 13(火)のみ
*12月の常設展示は23(金)・24(土)のみとなります。

〈ご来店いただく際の注意事項〉
*マスクを着用してください。 *お客様が重なった場合は少しお待ちいただくこともございます。 *その時の状況により様々な変更も考えられますので、ご来店いただく際は事前にサイトNews欄をご確認ください。 *お子様連れのお客様は、必ずお子様の手を繋いでください。 Analogue Lifeの店内は古い日本家屋のため、急な階段や繊細なガラスが使用されています。 お子様の安全のために、ご協力いただきますようお願い申し上げます。




11月 15, 2022

11月の展示のお知らせ「2」

記憶の残像~文様と表情の世界~
 Saori Omomo + Kishiko Tajima Exhibition
 2022 11.25 fri > 12.3 sat [作家在廊予定:11/25(金)・26(土)/CLOSE:11/29(火)]※今展の開催初日は金曜日となります。

 今展を開催するにあたり、大桃沙織さん(金工)と田島喜志子さん(染縫)のお二人に 作品づくりの原点となるような出来事や影響を受けた環境、 風景などに思いを巡らせていただきました。 お二人が過去に遡って見た記憶の残像は作品の中でどのように表現されているのでしょうか。 また、大桃さんの特徴的な文様や田島さんの表情豊かな布から私たちは何を感じるのか、 今からとても楽しみです。 作品を通して、各々が自分自身と向き合う時間になれば幸いです。

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大桃沙織 Saori Omomo
1979年 新潟県新潟市生まれ 2003年 長岡造形大学造形学部産業デザイン学科 工芸デザインコース 鍛金 卒業 グループ展を中心に活動
 
田島喜志子 Kishiko Tajima 島根県出雲市出身 東京都在住 短期大学部写真技術科卒 写真関連の仕事を経て現在特殊造形の会社にて美術製作に携わる。 彩色、経年再現製作の中、古来よりの素材、染色に出会い 2008年より個人としても柿渋染めを主とした染縫作品製作を続けている。 

 Analogue Life 〒467-0004 名古屋市瑞穂区松月町4-9-2,2F
Tel 090-9948-7163
https://analoguelife.com 〈展示期間中〉 Open 12:00~18:00, Close 11/29(火)
*11月、12月は企画展以外の常設展示はございません。

〈ご来店いただく際の注意事項〉
*マスクを着用してください。
*お客様が重なった場合は少しお待ちいただくこともございます。
*お子様連れのお客様は、必ずお子様の手を繋いでください。 Analogue Lifeの店内は古い日本家屋のため、急な階段や繊細なガラスが使用されています。お子様の安全のために、ご協力いただきますようお願い申し上げます。




10月 29, 2022

11月の展示のお知らせ

 田村文宏 展 Fumihiro Tamura Exhibition 2022 11.5sat > 13sun
[ 作家在廊:5(土) / CLOSE:8(火) ]

 愛知県岡崎市で作陶する田村文宏さんは、 中世に作られた、日本、中国、東南アジアの焼物に影響を受け、 時代や場所を行き来しながら感じたことを現代の作り手として表現しています。 ガスや薪窯を使い分け、質感を安定させた普段使いのできるうつわから表情豊かな一点ものまで、 見る者を惹きつける独自の世界観をお持ちです。 出逢った頃から一貫した美意識を持つ田村さんの作品は、年を重ねる毎にその魅力が増していくようです。 今展では、灰釉粉引、白瓷、白磁、青磁、鉄釉の作品を展示いたします。 ぜひこの機会に、お立ち寄りいただけましたら幸いです。

 Fumihiro Tamura
1978年 愛知県岡崎市生まれ 2004年 愛知県瀬戸窯業高等学校陶芸専攻科卒業 2005年・2006年 ホンジュラス共和国にて窯業指導 2010年・2012年・2014年 カンボジアにて窯業指導 現在、愛知県岡崎市で制作 

Analogue Life
 〒467-0004 名古屋市瑞穂区松月町4-9-2,2F Tel 090-9948-7163
 〈展示期間中〉 Open 12:00~18:00 Close 11/8(火)
*10月、11月は企画展以外の常設展示はございません

〈ご来店いただく際の注意事項〉
*マスクを着用してください。 *お客様が重なった場合は少しお待ちいただくこともございます。 *その時の状況により様々な変更も考えられますので、ご来店いただく際は事前にサイトNews欄をご確認ください。 *お子様連れのお客様は、必ずお子様の手を繋いでください。Analogue Lifeの店内は古い日本家屋のため、急な階段や繊細なガラスが使用されています。お子様の安全のために、ご協力いただきますようお願い申し上げます。